無財の七施
タレント(才能)の語源がタラントンからきている事を昨日書いた。
書きながら、昔 ‘道徳’ という授業があって、人としてのあり方みたいなものを習ったなぁ、と思い出し、‘一日一善’ という言葉もよく聞いたような気がしてきた。(CMで流れてたような気がするのは気のせい?)
そして ‘無財の七施’ の事を思い出した。
お金や物がなくても周りの人に喜んでもらえる方法がある、という教え。
・ 和顔施
あたたかい笑顔で人に接する。
・ 眼施
柔らかい眼差しで接する。
・ 心施
相手に心を配る。
・ 身施
自分の体でできる事を奉仕する。
・ 床座施
場所や席を譲る。
・ 言辞施
優しい言葉で接する。
・ 房舎施
自分の家を提供する。
どれも簡単そうだけど、難しい…
結局、人間は自分中心に世界は動いていて、中々他人に気遣いする事ができないのかもしれない。
そもそも、人に簡単に出来ることならはじめから ‘教え’ は 存在しないのでは? とも思える。
だからこそ、一生かけて習得していくべき事柄なのだろう。
今までの人生を振り返っても、どれだけ自分中心に生きてきたことか…
恥じ入るばかりである。
少しでも周りをあたたかくできるような人になるためにこれからの人生を生きていきたい。
今日も一日お疲れ様でした。
主によって夜の旅路が守られますように…