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NHK FMの音楽遊覧飛行で今朝、‘故郷の歌 心の旅’ というのを放送していた。
外国の曲に日本の歌詞をつけた明治の唱歌を何曲か紹介していた。外国の曲とは思えないほどしっくりと日本の歌詞となじみ、どこか懐かしい気持ちにさせられた。
文語体の歌詞も格調高く品がいい。
聴いていてとても心落ち着き、穏やかな気分になった。
例えば、誰もが知っている ‘むすんでひらいて’ は別の歌詞がある。これが中々いい。
見わたせば あおやなぎ
花桜 こきまぜて
みやこにはみちもせに
春の錦をぞ
恵みをたまえや やすきをたまえ
恵みの力で 勝利をたまえ
荒野をゆく時 導きたまえ
導きたまえ
‘むすんでひらいて’ の曲に乗せて歌ってみてほしい。
この番組の司会をしているダ・カーポの榊原 広子さんのゆったりとした語り口もとっても魅力ある。 投稿主への優しい返礼の言葉や、見えない相手にも心配ってる感じが何とも素敵なのである。
聴いていてほのぼのとした気分にさせられる。
私もそういう人でありたい。
昔の唱歌、童謡は心の奥深くにしみわたって涙がホロリとでてくる。
日本語はきれいだなぁ、とつくづく感じ、ちゃんとした日本語を話したいと思わされた。
私の好きな童謡、唱歌、叙情歌は、埴生の宿、朧月夜、故郷、椰子の実、月の砂漠、赤い靴はいてた女の子、アニー・ローリー、ダニーボーイ、赤とんぼ、シャボン玉とんだ、etc… 数えらきれないほどある。
メロディも一度聞くと心から離れない。
このラジオのお陰でちょっといい時間を過ごせた朝だった。
今日も一日お疲れ様でした。