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8月は悲しい出来事が多くあった月に感じる。
最も2回の原子爆弾の投下が8月に集中していることも関係があるだろう。
6日は広島の原爆投下日。
一瞬にして焼け野原になって、人々の人生も一瞬にして狂ってしまった日。
9日は長崎の原爆投下日。
多くの人が犠牲になって、今も悲しみをひきずっている。
数百人の命が消えた…
15日は終戦記念日。
毎年、原爆の追悼記念式典の様子がテレビで放送されるけれど、実際に戦争を知っているお年寄りは「この式典も毎年見てるけど、だんだんと形骸化されてきた。」と言っているのを聞いて、戦後生まれの人々には戦争の悲惨さをどれだけ聞いても本当に知ることにはならないのだと感じた。地獄絵図のような状況を見てきた方々のその後のご苦労は計り知れない。
JALの墜落事故にしても然り。
突然の事故によって大事な人を奪われた悲惨さは当事者にしかわからない感情だろう。どのようにして絶望の淵から生活を立て直したのだろう…
事故にしても戦争にしても一瞬にしてその後の人生がガラリと変わってしまう。
小さな事に不満はあるけれど、本当に小さな事なのだろう。
家族が元気でいて、それなりの生活を営めている事はきっと幸せなのだろう。
いろいろなものに思いを巡らせて過ごす8月。
世界が平和でありますように。