プラス
久しぶりに会った知人が、「夫はリーマンショック以降、時給で働くパートなんだけど私もボランティアとかやりたい事があるからパートなの〜。夫はとってもいい人! ボランティアで行く高校の生徒にも家族はとってもいいものだし、大事って伝えてるの。」と言った。
すごく考えさせられる出来事だった。
同じ年頃の子どもを持っていて、お金もいるだろう。
自分たちの老後を考えても少しの蓄えは必要だ。
でも、彼女はこんな風にプラスに捉える事が出来る。
物事には必ずプラス面とマイナス面があり、プラス面だけを見ていくようにしているといいと言う。
先日読んだ本にもプラス面を先に感じられる人は病気の治りも早い、と書いてあった。
食欲がなく不眠に悩まされている患者に医師は睡眠導入剤を処方する。
ある患者は、
「相変わらず食欲はありません。でも眠れるようにはなりました。」
もう一人の患者は、
「お陰さまで眠れるようになりました。まだ食欲はありませんが。」
同じ事を言っているが、後者の患者は確実に良くなる、と言うのだ。
本当にちいさいな事だけれど、心の癖は人生に深く影響を与えるものなのかもしれない。
自分を振り返るとプラスの面に目を向けるという事が出来ていない気がして、少しずつ心の癖を直していこうと思った。
世の中にはいろんな人がいる。
明日はどんな人に出会うだろう…
今日も一日お疲れ様でした。