ドラマ
先日、BSで松本清張の 霧の旗 というドラマが放送されていて、ついつい引き込まれるように最後まで見てしまった。
最近のドラマは奥行きというか深みというか、見た後に余韻が残るようなものがあまりないような気がする。
人間の幅が狭くなったのかなぁ?
すごく便利な世の中になって私もその恩恵を享受しているわけだけど、携帯やパソコンのない時代は想像力や、忍耐が必要でその分人間が成長させられていたと思う。
今はスピードの時代でめまぐるしく変化して、
興味のない情報まで盛んに目にしたり、耳に入ったりするようになり、アイデンティティを失いそうになる。
ドラマの話から話がそれていったけど、松本清張さんは独特の目線で人を見つめていたんだろう。
宮尾登美子さんの 蔵 というドラマも印象的だった。
昔の人はすごい、とつくづく思う。
質のいいドラマがあればまた見たい。
久しぶりに 「あーテレビを見た!」という満足感に似たような充実感を味わった。
今日も一日お疲れ様でした。
安らぎの夜を過ごす事ができますように…