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今日は梅雨らしい気候だった。
パッと晴れたかと思ったら黒い雲がやってきて雷がなってひどい土砂降り。 午後からはこれの繰り返しだった。
実家に寄ると父がお通夜に行く準備をしていた。お世話になった庭師さんが、昨日ほんの1メートルの梯子から転落しコンクリートに頭を打ち亡くなったというのだ。ほんの1週間前には打ち合わせで話をしていたのに…と驚いていた。
日が長いので行きは明るいが帰りは暗くなる。今日は雨が降っているし、高齢の父では運転が危ない、ということで送り迎えをした。
高齢ではあるが父も難しい問題をいろいろ抱えている。日々それらに追われて今も生活している。
思えば働き詰めの人生だった。
ゆっくりのんびり…という老後とは程遠かった…
実家には両親と弟が住んでいるが、弟は40を超えて未だ独身。
その心配もあるだろう。
車中では「我輩も80を超えたし残された命はあとわずかだろう。」とシンミリと言った。
家のこと、子どものこと、孫のこと、いろいろと考えて物事を進めているのだろう。
父も心臓に持病を抱え、偽痛風にも悩まされ、ここ数年は入退院を繰り返している。
私は父の転勤先だった広島で生まれ小学2年生まで過ごした。平和公園は家から近くいつも歩いて遊びに行っていた。
両親も長く広島に住んでいたので愛着があり、この頃 広島に行きたいと言うようになった。
これで最後かも…と両親と妹でこの秋に広島へ行く計画を立てている。
懐かしの広島…
明日どうなるかは誰にもわからない。
今日、無事に一日を過ごせたことに感謝して眠りに就こう。
亡くなった方のご冥福をお祈りしながら…
今日も一日お疲れ様でした!