私のつれづれ記

日々感じた事を思いつくままに綴っていきます。お立ち寄り下さりありがとうございます。

昨日の中国の張 雲成さんの「私が3日間だけ歩けることができたなら…」を読んで、水野源三さんや星野富弘さんを思い出した。


水野源三さんは瞬きの詩人と呼ばれている方で、素晴らしい詩をたくさん残されています。
母の上に
肩の痛さ足の痛さをこらえながら
重い孫をお守りしながら
体の不自由な私の面倒を見てくれる母の上に
愛のきわみなる神様
あわれみと恵みを 助けとささえを
豊かにお与えください


星野富弘さんは中学の体育の先生でしたが、宙返りの模範演技に失敗し、頸椎損傷で四肢麻痺になりました。この方は口に筆を持ち絵を描き、絵の横に詩を書いておられる。

神様がたった一度だけ
この腕を動かしてくださるとしたら
母の肩をたたかせてもらおう。



誰が言ったのか忘れてしまったけれど、忘れられない歌がある。

一億の人に一億の母あれど 我が母に勝る母なし


水野さんや星野さんのお母様は、突然の出来事で体が不自由になった我が息子を、どのような思いでお世話していたのだろう…
その苦しみ、悲しみ、やるせなさは想像に余りある。
また、そばで自分の世話をするお母様を見ていた当人も相当に辛かっただろう…


立派な「お母さん」が世にはたくさんいらっしゃる。







今日も一日お疲れ様でした。