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実家にあった ‘そうけ’ と呼ばれるかごに梅干しを干している。(この期間だけ借りた。)
これです。
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実家には代々この ‘そうけ’ が受け継がれているそうで、かなりの年代物らしい。
私はこのかごの名前すら知らなかったが、お年寄りと話していると ‘そうけ’ と呼ばれるものだとわかった。
何にでも名前はあるんだな〜と変なところに感心し、昔の人たちの心豊かな生活を覗いた気分になった。
物のない時代、毛糸をほどいてはセーターを編んだと言う母の話や、洋服もなかったから自分で作るしかなかったと作る技術を身につけた方の話を聞くと、物があるのは幸せな事なのか?と思ってしまう。
生きるに最低限の必要なものはいるにしても、必要以上の物に振り回されて生きている生活は何だか疲れるだけ、のような気もしてくる。
なかったからこそ作る事を覚えた、と言う副産物は今の私にはとても魅力的なものだ。
干して2日目の梅干しは少し塩をふいてきていた。我が子のように手をかける梅は可愛い。
手作りって、作る過程と出来上がってからの過程を楽しめる本当に楽しいものだ。
干すのはあと一日となった!
今日も一日お疲れ様でした!