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夕食の時に先日の仏壇の話題になった。
子どもに値段を言ったら「そんなにかかるの? ネットで調べたら?」とスマホで調べ始めた。
そうか、ネットで調べるという事もできるな、といつも調べているのに仏壇の事に関しては思いつかなかった。
義母が言ってた値段よりも安く広告していた。
仏壇にいくらかかるか全くわからないから、正当な値段というのがわからない。何を基準にしていいのやら…
仏壇の話から家の話、先祖の話、皇室の話へと流れていった。
今年20歳になった子どもは皇室の家系について全く知らなかった。(かろうじて佳子さまを知っていたくらい…)
名前はおろか顔も知らなかった。
自分と同じ年代の若者はそんな事絶対に知らない、と子どもは言った。いやそんな事はない。
知っている人はちゃんと知っているだろう。
私は、親が皇室に興味がありよくテレビを見ていたので自然に興味を持つようになり本なども読むようになり知ったし、美智子皇后がとても好きでテレビや雑誌などで話題になっていると見たり読んだりしてしまう。
どこまでも人々に寄り添う気持ちの強い方で本当に尊敬している。ご自身も民間から皇室に嫁ぎ相当なご苦労をされたから小さな痛みをもご自分の痛みのように感じられるのではないだろうか…。
大切な人や物を敬う気持ちってどうやって育つものなんだろう?
素晴らしい人を目の前にしたら自然と頭が下がるというけれど、その人の持つオーラとでもいうものがじかに伝わり、まさしく「謁見」だろう。
身分の差がない今の時代は過ごしやすいけれど、それでも年上を敬うとか上司を敬うとか、親を敬うとか、そういう気持ちは大切な事だと思う。
私自身も人を敬い、礼儀を尽くす事をしていかなければと思っている。
今日も一日お疲れ様でした!